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vol.2 2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海 日本選手団派遣

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スペシャルオリンピックス(SO)は知的発達障害のある人達に、日常的なスポーツトレーニングとその成果の発表の場である競技会を、年間を通じて提供し、社会参加を応援している国際的なスポーツ組織です。
日本では現在45都道府県に地区組織を設置し、約6,200人のアスリート(知的発達障害のある人)が活動に参加し約18,000人のボランティアが活動を支えています。


82人のアスリートが世界大会という大きなステージに臨みます

今年SO日本は中国・上海で開催される「2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」にアスリート82名を含む120名の選手団を派遣いたします。日本選手団は昨年11月に熊本で開催された「2006年スペシャルオリンピックス日本 夏季ナショナルゲーム・熊本」に参加した1,016人の中から3月に決定いたしました。
その後、オリエンテーションや2回の合宿(5月に大阪、8月に新潟・東京とで行われた)を経て、大会の事前プログラムである「ホストタウンプログラム」に参加するため、9月27日(木)日本を出発いたします。
大会は10月2日に開幕し、日本選手団は11競技に参加いたします。

アスリートとコーチが出会い、信頼関係をつないだ合宿は今出発を迎えます

今回結成いたしました日本選手団のメンバーは、北は北海道から南は沖縄まで、31都道府県の120名で構成されています。選手団は半年の間普段一緒にスポーツトレーニングに参加していないアスリートやコーチと出会い関係を築くために、オリエンテーションや合宿を重ねました。
特に、合宿は競技スキルを伸ばすことはもちろんですが、それ以上に、大会期間中は家族と離れるアスリートがコーチと信頼関係を結び、選手団として行動できることが重要になるため生活面に重点を置き実施されました。

事務局からの声
アスリートは、日常のプログラムに一生懸命に取り組んでいます。少しでも多くのアスリートがそれぞれの地区で充実したプログラムに参加し、仲間をつくり自分自身に挑戦できるよう、わたしたちも頑張っています。この度はクリック募金を通じて、日本選手団をはじめ活動に参加するアスリートをご支援いただきましたこと、心より御礼申し上げます。
(理事長 三井 嬉子 )
現場スタッフの声
クリック募金を通じて温かいご支援とたくさんの応援メッセージをいただき、本当にありがとうございます。日本選手団は皆さまの温かい応援に支えられ10月2日に開幕する「2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」へ出発します。是非大会期間中もアスリートに温かいご声援を宜しくお願いいたします。
(広報 桑原 東子)

クリック募金での皆さまのクリックは、このように活かされます

皆様からいただきました温かいご厚志は、いよいよ10月に開催されます「2007年スペシャルオリンピックス夏季世界大会・上海」への日本選手団派遣事業に大切に使わせていただきます。

120名という過去最大の日本選手団の渡航費 
⇒ 北は北海道、南は沖縄まで31の都道府県から集結するアスリートが東京に集い、9月26日に結団式を開催します。その翌日、選手団は夢の舞台である世界大会開催の地、上海へ出発いたします。その渡航費として使わせていただきます。

事前に2回行われた国内合宿費(会場費・移動費) 
⇒ 競技の練習はもちろん、アスリートが家族と離れ選手団だけで過ごすための練習、生活に関する注意事項を各自で気をつけ管理できるようにみんなで取り組みました。5月に大阪、8月に新潟・東京で開催しました。

クリック募金へのご協力ありがとうございました

2006年11月5日〜2007年10月12日のスペシャルオリンピックス日本を対象とした「JOMO障害者スポーツ応援クリック募金」では、4,953,660クリックを達成しまし た!
ご協力ありがとうございました。
寄付について詳しくはこちら


写真提供:認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本
寄稿:認定NPO法人 スペシャルオリンピックス日本 桑原 東子さん
スペシャルオリンピックス日本についてはこちら
2007年9月21日掲載


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